少しの心遣いで実行できる環境にやさしい食生活をする運動を紹介しよう。食材の買い出し(エコショッピング)、献立作りと調理(エコクッキング)と台所仕事(エコキッチン)を通じてエネルギーと資源の無駄使いを省き、ごみを減らして環境への負荷を減らす運動である。

エコショッピングを実行しよう。

# 旬の食材、地場の食材を購入する。露地栽培された野菜はハウス栽培されたものに比べて栽培にかかるエネルギーが数分の一で済む。地場の野菜,近海で獲れた魚は新鮮であり、遠距離を輸送したり、冷蔵する必要がない。食肉や養殖魚はその10倍もの飼料穀物や小魚が餌に使われていることを忘れてはならない。

# 食品の品質表示を活用する。生鮮食材は原産地表示を見て国産のものを選ぶ。無農薬栽培、減農薬栽培の野菜を選んで買えば、農家は自然に農薬の使用量を減らすようになる。有機栽培の野菜や果物は少し高くても購入して農家を応援しよう。加工食品は消費期限、賞味期限に注意して期限内に使いきれるだけ買う。賞味期限が少し切れても食べられるものが多いから、すぐには捨てない。

#容器、包装に注意してごみにならないものを選ぶ。家庭ごみの3割は食品、飲料の空容器や包装ごみである。過剰包装になっているものを避けてごみを減らす。買い物袋を持参してビニールのレジ袋を貰わない。

# 買いすぎに注意する。台所でまだ食べられう食品が捨てられる最大の原因は買いすぎである。安いからと言って多量に買い込むと使いきれずに腐らせたり,手もつけずに捨てることになる。買いすぎたものをやたらと冷蔵庫に詰め込むと、冷却電力が嵩む。

 

 少しの心遣いで実行できる環境にやさしい食生活をする運動を紹介しよう。食材の買い出し(エコショッピング)、献立作りと調理(エコクッキング)と台所仕事(エコキッチン)を通じてエネルギーと資源の無駄使いを省き、ごみを減らして環境への負荷を減らす運動である。

エコショッピングを実行しよう。

# 旬の食材、地場の食材を購入する。露地栽培された野菜はハウス栽培されたものに比べて栽培にかかるエネルギーが数分の一で済む。地場の野菜,近海で獲れた魚は新鮮であり、遠距離を輸送したり、冷蔵する必要がない。食肉や養殖魚はその10倍もの飼料穀物や小魚が餌に使われていることを忘れてはならない。

# 食品の品質表示を活用する。生鮮食材は原産地表示を見て国産のものを選ぶ。無農薬栽培、減農薬栽培の野菜を選んで買えば、農家は自然に農薬の使用量を減らすようになる。有機栽培の野菜や果物は少し高くても購入して農家を応援しよう。加工食品は消費期限、賞味期限に注意して期限内に使いきれるだけ買う。賞味期限が少し切れても食べられるものが多いから、すぐには捨てない。

#容器、包装に注意してごみにならないものを選ぶ。家庭ごみの3割は食品、飲料の空容器や包装ごみである。過剰包装になっているものを避けてごみを減らす。買い物袋を持参してビニールのレジ袋を貰わない。

# 買いすぎに注意する。台所でまだ食べられう食品が捨てられる最大の原因は買いすぎである。安いからと言って多量に買い込むと使いきれずに腐らせたり,手もつけずに捨てることになる。買いすぎたものをやたらと冷蔵庫に詰め込むと、冷却電力が嵩む。

 

 輸入野菜や果物が多くの石油燃料を費やして運ばれてくること、真冬に食べるイチゴやトマトがどれだけ多くの灯油を浪費して栽培されていることなどを知っている人は少ない。今や、石油の塊のような食材が多いのであるが、それが平気で食べ残され、あるいは手つかずで捨てられることが多く、台所の生ごみになるだけでも年間360万トンにもなる。これは知られざる石油エネルギーの浪費であり、二酸化炭素の放出である。台所から流される飲み残しの味噌汁、使用済の天ぷら油などは河川を汚染する大きな原因になっている。

 台所から捨てられる厨芥や使用済の食品包装材、容器などは年間1500万トン、東京ドームに42杯分もあるが、個別に分散して出るので再資源化が難しく、大部分が焼却されるか、埋め立てられている。埋め立て用地に困った自治体では家庭ごみ減らし運動に熱心である。スーパーでのパック販売、自動販売機の増加、ギフト商品の過剰包装などで増えた食品、飲料用の容器、包装材、トレーなどが家庭ごみの3分の1を占めている。とくに、食品、酒、飲料用の金属缶、ペットボトル、ガラス瓶は年間1500億個にもなるので、回収と再資源化に多大の費用と手間がかかる。そのほか、空き缶やペットボトルの散乱、ペットボトルの焼却により放出されるダイオキシンなどの環境問題も派生する。

 飲料の容器として資源やエネルギーの使用が一番少ないのは何回も繰り返して使えるガラス瓶なのであるが、消費者は軽くて割れることもなく、飲み残してもキャップをして持ち歩けるペットボトルを選ぶ。スーパーやコンビニでもらうビニールのレジ袋は一人当たり年間300枚になり、原料の石油に換算すると5.5リットルにもなる。みんながレジ袋を使うのを止めたら全国で56万キロリットルの石油の節約になるという。

 省エネ、環境への配慮を口にするのはやさしいが、食生活でいざ実行するとなるといろいろと不便さを我慢しなければならない。

 

 

 

 

 輸入野菜や果物が多くの石油燃料を費やして運ばれてくること、真冬に食べるイチゴやトマトがどれだけ多くの灯油を浪費して栽培されていることなどを知っている人は少ない。今や、石油の塊のような食材が多いのであるが、それが平気で食べ残され、あるいは手つかずで捨てられることが多く、台所の生ごみになるだけでも年間360万トンにもなる。これは知られざる石油エネルギーの浪費であり、二酸化炭素の放出である。台所から流される飲み残しの味噌汁、使用済の天ぷら油などは河川を汚染する大きな原因になっている。

 台所から捨てられる厨芥や使用済の食品包装材、容器などは年間1500万トン、東京ドームに42杯分もあるが、個別に分散して出るので再資源化が難しく、大部分が焼却されるか、埋め立てられている。埋め立て用地に困った自治体では家庭ごみ減らし運動に熱心である。スーパーでのパック販売、自動販売機の増加、ギフト商品の過剰包装などで増えた食品、飲料用の容器、包装材、トレーなどが家庭ごみの3分の1を占めている。とくに、食品、酒、飲料用の金属缶、ペットボトル、ガラス瓶は年間1500億個にもなるので、回収と再資源化に多大の費用と手間がかかる。そのほか、空き缶やペットボトルの散乱、ペットボトルの焼却により放出されるダイオキシンなどの環境問題も派生する。

 飲料の容器として資源やエネルギーの使用が一番少ないのは何回も繰り返して使えるガラス瓶なのであるが、消費者は軽くて割れることもなく、飲み残してもキャップをして持ち歩けるペットボトルを選ぶ。スーパーやコンビニでもらうビニールのレジ袋は一人当たり年間300枚になり、原料の石油に換算すると5.5リットルにもなる。みんながレジ袋を使うのを止めたら全国で56万キロリットルの石油の節約になるという。

 省エネ、環境への配慮を口にするのはやさしいが、食生活でいざ実行するとなるといろいろと不便さを我慢しなければならない。

 

 

 

 

 首都圏に住む夫婦と子供2人の家庭で、食生活に使用するエネルギーは年間900万キロカロリーで、家庭生活全般に使用するエネルギーの18%になる。900万キロカロリーといえば1800cccクラスの自家用車で年間1万キロメートルを走行できるエネルギーである。食生活と自家用車を使うことは同じくらいのエネルギーを使用するのである。

 食生活に使うエネルギーの54%は食料のエネルギーであり、34%が調理に使う光熱エネルギーである。台所で使用する光熱エネルギーは1日に8400キロカロリーだが、このうち35%が冷蔵庫、32%がガスコンロ、19%が湯沸かし器で使用される。

 冷蔵庫を頻繁に開閉したり、ジャガイモやタマネギなど常温で保存できるものまで詰め込みすぎると、冷蔵庫の冷えが悪くなり電力が無駄になる。冷蔵庫の開閉扉が5つあると温度管理が複雑になるので、2ドアより消費電力は4倍になる。必要以上の使い勝手を求めると電力の無駄が起きる。ガスコンロの火加減は食材と調理方法に合わせてこまめに調節しよう。硬くて煮えにくい根菜類は熱効率のよい電子レンジで柔らかくしてから調理すればよい。湯沸し器の湯温は低く設定して使うのがよい。

 1食当たりの調理に使用する光熱エネルギーは一人分なら785キロカロリーだが、4人分まとめて調理すれば一人分は659キロカロリーで済む。家族が一緒に食べるなら1日の調理は1933キロカロリーであるが、全員が揃わず食べはじめがずれるバラバラ食になると温め直したりするので2614キロカロリーに増える。少しの注意で台所の光熱エネルギーは節約できる。