学生は、ようやく"夏休み"に入りました。
本学短期大学部は、8月3日~9日が前期試験で、8月10日~9月23日が夏休みです。実際には、10日以降は試験結果に関わる諸々...があり、それが終了できていない学生は、お盆過ぎにも出てくることになります。
そのような中、8月10日・11日に"学童とのふれあいおやつ会"を実施しました。
これは、食物栄養学科2年生が、本学キャンパス内にある"学童保育"に通ってくる学童(1年生~3年生)とコミュニケーションを深めるために、手作りおやつでもてなすというものです。
キャンパス内学童保育は3年前から開始し、前期授業の終盤(7月~8月)に実施しているおやつ会も3回目を迎えました。過去2回の経験から、手作りの良さをアピールするとしても、市販品とかけ離れたものや甘味を抑え過ぎたものは受け入れ難いことを学びました。(単発の実施では)まずは"学童が普段から食べ慣れているもの"を基本に考え、対象者個々の食べる量、嗜好(特に、牛乳や生の果物が苦手な学童)にも配慮が必要です。
これらを踏まえ、おやつは、1日目は焼き菓子、2日目は冷菓(ゼリー)にし、2日連続で行なうことから、2日目は2種類の中から好みのものを選ぶ選択メニューを取り入れてみました。
実施したメニューは次の通りです。スナップ写真も添えて紹介します。
①8月10日(火) プチマドレーヌ、麦茶
マドレーヌは生地をねかして焼くレシピ 盛り付け風景
②8月11日(水) ゼリー(カルピスorオレンジ)&フルーツポンチ、クラッカー、麦茶
カルピスゼリー&フルーツポンチ or オレンジゼリー&フルーツポンチ
*器にゼリーを流し入れて固め、その上にフルーツポンチを盛り付けます(どちらかを選択)
市販クラッカーの枚数(3~8枚)で食べる量の調節をします。
お姉さんと何か親しげに... マドレーヌの追加希望 絵しりとりに興味津々
クラッカーの追加希望 おやつ前後のあいさつ 話題になったカルピスとプラム
カルピスはとろ~としているね! それはすごく甘~いからで、飲む時はちょうどよい甘さに薄めましょうね!とか、フルーツポンチに入っている果物の名前をみんなで当ててみたり...と、食材を切り口にして食に興味をもってもらうきっかけ作りができました。
学童期の前半は、幼児期からの身体発育が緩やかに持続し、身体活動も活発な時期です。そこで、食事以外からもエネルギーを摂取するために間食(おやつ)が必要です。 (ここでは、 おやつのエネルギーを150~200kcal程度にしています。) また、食育の観点から、子どもの頃から正しい食選択ができる力を育むことが重要で、その基本は楽しく食べることの体得です。
おやつ会は、食に興味を持ち、楽しく食べることを体験する機会(食育)として位置付けています。 もちろん、食べる前には手を洗う、おやつ前後は挨拶をする、食べている時は席を立たないなど、衛生面やマナーについての体得も食育に含まれます。 今回は、"楽しく食べる"ために、会話を充分にすることを心がけ、さらに、絵しりとりを媒体にすることを考えました。Miさんが、とても上手に描いてくれました。1日目、2日目の絵は異なるものです。
その狙いは的中し、絵しりとりに夢中の学童と学生でした。
過去の経験をいかしながら積極的に臨んだ今回のおやつ会は、両日とも全員"完食"でした。"2年前から、おやつを食べに来てるよ!"と、3年生のある男子が言いました。3年間、この"おやつ会"に参加してくれたことになります。(ありがとう!) これから大きくなっても、このおやつ会のことを覚えていて欲しいな...と、学生共々思いました。おやつ会を実施して よかった!
"人々の記憶に残る食育活動"にやりがいを見出しながら、このおやつ会を継続させていきたいと、気持ちを新たにしました。
最後に、 おやつ会は地元新聞"宇部日報"の記事としても取り上げていただきました。


コメントありがとうございます。
この度の手作りおやつは、作り方はとても簡単なものです。また、ゼリー&フルーツポンチはアイデアです。
手作り…となると重荷に感じることもありますが、市販のものを上手に利用し、一工夫してオリジナルのものに変身させることも楽しいですよ。たとえば、市販のゼリーに果物を飾る、蒸しパンにヨーグルトをかけるなど…いかがでしょうか?
コメントありがとうございます。
学生の夏休みは、以前は2ヶ月だったのが、今では1ヵ月半になってしまいました。15回授業の確保がその要因です。
ゼリーは、当初はカルシウムが摂取できるミルクゼリーを考えていたのですが、前回は牛乳嫌いの学童がいたことから、栄養素の確保よりも食べてもらえるおやつを目指し、夏らしいカルピスとオレンジの二種類のゼリーに決めました。選択性を持たせることで、好き嫌いのある学童への対応ができ、また“選ぶ喜び”も感じてほしいと思いました。
結果、男子はカルピスゼリー、女子はオレンジゼリーということになりました。これも、おもしろい…。
色づかいもかわいらしくて、
すごく楽しい気持ちになりますね。
私も子供ができたら、、、と思いますが、
ここまでできません。
できることを少しずつやっていければと
思います。
大学はそんなに夏休み始まるのが遅いんですか!?
子どもたちとのふれあいとても楽しそうですね☆
かわいいし、おいしそうです。カルピスのゼリーいいですね♪
コメントありがとうございます。
“栄養士”が行なう業務はすべて食育につながるものです。栄養士は(あまり馴染みがなかったかもしれませんが)長い間ずっと“栄養指導”という業務を行ってきました。これは、今でいう食育に含まれるものです。
食育基本法(平成17年)が制定されてから、食育と称した活動が活発に行なわれるようになりました。また、食育は誰でも行なうことができるので、様々な方が様々な方法で実施しておられます。
そもそも、食育とは“「食」に関する知識と「食」を選択する力を習得し、健全な食生活を実践することができる人間を育てること…”ですから、これはやはり栄養士が先頭に立って行なわなければ…と(栄養士は)思っています。それも、色々な方と協力しながら行なうことが重要ですね。
再び、コメントありがとうございます。
同年代の親しい友達とはよく話し行動を共にするが、人とのコミュニケーションがうまく図れない、人との距離がうまくとれない…ことが、近頃の学生の傾向として言われています。
そのような意味でも、おやつ会は、学童と学生の両者にとって刺激になり、各々の新たな扉を開くことができたかもしれません。勝手に、そのように解釈することにしましょう。
自分が小学生の時は、食育活動はなかったように気がします。
この時期から食べ物について学ぶことってすごく大切だと思います。
返信ありがとうございます。
大勢でおやつを食べるのは
給食とはまた違った楽しさが
あるようですね。
個食の時代ですから
大勢で楽しい食事をとる
喜びを知ってほしいですね。
コメントありがとうございます。
学生の手作りおやつを“おいしそう”と言っていただき、おやつ会が“楽しそう”とも言っていただき、何といっても担当した学生が一番喜ぶと思います。
ねぎらいの言葉と、そして、今後のやる気につながる“気持ち”をいただき、ありがとうございました。
コメントありがとうございます。
トレイは、100円均一のダイソーで購入したものです。大学祭用に数年前に揃えました。
手作りおやつを、“おいしそう”と言っていただき、学生たちも喜ぶと思います。
作ることもさることながら、学童と一緒に食べるという貴重な体験を、学生はさせていただきました。このおやつ会が、学生の記憶にも残ると良いな…と思っています。
美味しそう!と思わず声に出してしまいました(笑)
食事本来の楽しみや美味しさを感じながら、
マナーや健康に対する意識が芽生えるきっかけ作り、
とっても素敵なことだと思います♪
子供たちの笑顔が、この会の成功を表してますね!
なんだか読んでいて温かい気持ちになりました。
マドレーヌやフルーツポンチもとても美味しそうですが、お盆(トレイ?)の色がとてもカラフルで、見ているだけで楽しい気分になりました♪
やっぱり、『色』はとても大事ですね!!
小学生の頃の、調理実習とかおやつ作りって数少ない経験ですが、とても楽しかった記憶が残ってます。懐かしいです♪
コメントありがとうございます。
学童とのおやつ会を、今回で3回経験させていただきました。
そこで、ふと気付いたことです。学生は2年次に1回のみの経験となります(今年は2日間同じ学生が担当しましたが…)。しかし私たち教員は、サポート役ながら毎年経験することになります。一番勉強させていただいているのは、私たち教員なのかもしれません。
これからも、この機会を大切にし、私たちにとっても記憶に残る活動にしたいものです。
コメントありがとうございます。
そうですね、友達と一緒に食べた楽しい記憶が、その後の人生をも(ちょっとオーバーかも)楽しくすることを願っています。
私たちが体験した学校給食は、アルマイトの食器に先割れスプーン、主食はいつもコッペパン(たまに食パン)、おかずはカレーシチューやうどん、春雨(シルバー)やマカロニサラダ、八宝菜、みつ豆、ぜんざいとみかん…、そして必ず牛乳がありました。
今思うと、妙な組み合わせだったと思いますが、クラスのみんなや先生と一緒に食べるから“おいしかった!楽しかった!”という記憶が残っています。やはり、食事は人と人をつなぐ役割が大なのですね。
学童との触れ合い良いですね~
私が小学生のころなどはこういったカロリーについての勉強の機会などなかったので今の子供がちょっとうらやましいです。
子供の記憶に残る食育はその子供が大人になった時にさらに子供につながっていくと考えるととても重要なことだと思います。
コメントありがとうございます。
“おやつ”は、子どもだけでなく、女性にも魅力のあるキーワードですよね。
夏はゼリーのレパートリーを増やすことが楽しみです。果汁ゼリーもいいけれど、ミルクゼリーは、これまた自由自在です。抹茶ミルク・ミルクティー・カフェオレゼリー、苺ミルクやバナナミルクゼリー…、二層や三層にして二色・三色ゼリー…、盛り付けに果物や小豆あんなどを添えるとレパートリーはさらに広がります。こんなことを色々考えるのも、結構楽しいものです。
わぁ!POPで楽しそうです!小さい頃って、楽しいと嫌いだったものも嫌いで無くなったり、この事が将来の考え方に繋がったり。不思議だけど、食育ってすごく素敵だと思います♪
コメントありがとうございます。
学生時代に貴重な体験をされましたね。また、併設の幼稚園があるなんて、環境も整っていますね。(本学も学園内に幼稚園があります)
野菜を使ったスイーツは人気のようですね。人参やホウレン草は色がきれいですね。蒸しパンやケーキ、白玉団子に入れてもよさそうです。
私は、青汁(ケール粉末)やトマトをゼリーに入れたことがありますね。また、トマトを加えた(ももいろ)ヨーグルトはお勧めです。よろしかったら、私の7月30日のブログもどうぞご覧ください。
写真いっぱいで楽しそうですね!
「おやつ会」私も参加したい^^
私も学生時代に短大に併設されている幼稚園の
園児たちとおやつを作りました(^^)
その中で野菜をつかったお菓子をつくったのですが、
おやつですと
普段は嫌いな人参やホウレンソウも
子供たちが喜んで食べていてくれますね!
コメントありがとうございます。
そうですか、“絵しりとり”を授業でされたのですか。それは、いつか、どこかで使えそうですね。食に関わる仕事をしていても、食分野だけでなく、広範囲の様々な情報や知識・技術が求められますよね。多くのことを学び、体得しておくと、いつか・どこかで必ず役に立ちますね。また、役に立たせるべきですよね。
フルーツポンチは大好評でした。果物は、白桃・黄桃(缶詰)、二色キウイ(黄・緑)、プラム(赤)、ブルーベリーを加えました。酸味の強い生の果物は少なめに用い、盛り付けの基本の五色(赤・黄・緑・黒・白)が揃い、彩り豊かに仕上がりました。
私も、学校給食のメニューでフルーツポンチが大好きでしたので、子供たちにも大人気だったのではないかなと思います。
そして、「絵しりとり」は、栄養学科に通っていた学生時代に授業の一環でやったとき、とっても盛り上がったのを思い出しました。
いくつになっても楽しめる遊びって素晴らしいですね!
コメントありがとうございます。
今回のおやつ会は、授業の一環ではあるものの、受講者の中から希望を募って実施しました。
“子どもはかわいい!”という学生や、保育所の学外実習または就職内定が決まった学生などが希望し、前向きな姿勢が感じられました。
おやつ前後の挨拶、おやつの追加やお茶のおかわりなども、自然体で対応していましたね。
子供とのふれあいの中で、学生さんも
成長していきますよね。。
子供にとってもとてもいい経験ですね!
コメントありがとうございます。
食育も体感しながら行った方が、印象に残るでしょうね。
おやつ会では、おやつ作りから一緒に体験できるとなお良いな…と思っています。簡単にできるものばかりですから…。
マドレーヌは、生地をねかしておいて焼きあげるので、家庭では生地を冷蔵または冷凍にしておけば便利です。
ゼリーは、寒天、カラギーナン(寒天アガー)、ゼラチン等で固めます。給食の場合は、ツルンとした食感があり常温でも溶けにくいカラギーナンを用いることが多いのですが、おやつ会ではゼラチンを用いました。粉ゼラチンを水でふやかし、湯煎(あるいは電子レンジ)で溶かし、オレンジジュースやカルピスジュースにそのまま加え、器に流して冷蔵庫で固めるだけです。超カンタンです。急ぐ時は、氷水や、冷凍庫(短時間だけ)で早く固めることができます。
体感しながらの勉強が出来る環境は一番記憶に残りますね。
このような授業が増えればいいですね!
時間がなくなると手作りおやつを作らなくなります。
時には時間を見つけてチャレンジしたいと思います。
コメントありがとうございます。
この度の“おやつ会”のように、食に対して興味をもってもらうきっかけ作り(場の設定)の大切さを感じています。
栄養士は、“何かを教えたい・伝えたい!”とか、すぐに結果を…と力みがちですが、“何かに気付いてもらえたら…、それが後で(長い人生の中で)少しでも役に立てたら…”という、きっかけ作りとしての食育の場を増やしていくことも大切かな…と、思っています。
それもこれも、対象者(TPO?)に合わせたアプローチをすることが肝心ですけどね。
また、栄養士が行う業務は全て“食育”につながりますよ。
栄養士ですが、食育には普段たずさわっていないので
勉強になりました。特に「人々の記憶に残る食育活動」
というのがなるほどな~と思いました。
楽しんで、その場限りではなく、
今後も子供達が食に興味を持ってもらいたいです
コメントありがとうございます。
子どもは、好き嫌いもありますが、食べる量や時間(食べる速さ)も様々です。
おやつ会では、全員が食べ終わるまでは終わりの挨拶をしないよう心がけ、手持ち無沙汰な学童の為に話題提供として“絵しりとり”の導入を考えました。
食べる量は、学童保育の先生とも相談しながら、追加希望の場合も上限を決めました。それでも、“まだ食べたいよー”という学童がいましたね。“このくらいがちょうど良い量よ! 晩ごはんが待っているからね!”と学生が言うと、納得したようでした。
学童のおやつって
量が難しそうですね。
子供の食べる量は
大人と違ってそれぞれだし、
出せば出すだけ食べる子もいれば
ほとんど食べない子もいますね。
ダンボさんのコメントを拝見し、ふた昔?前のCM“わんぱくでもいい!たくましく育ってほしい…”を、思い出しました。(笑)失礼しました。
マナーは集団(社会)の中で生活するために必要な行為(作法、教養)ですので、今回の“おやつ会”ように大勢で一緒に食べる機会は、その実践の場となる良いチャンスです。
いつ・どこで・誰と・何を・どのように食べる場合でも、相手や周囲の人が不快な思いをしないよう、TPOに応じて食べる(あるいは行動する)作法は身につけておきたいものです。場合によっては、鷲づかみでも構わないと思います。(私も、料理しながらの“つまみ食い”は鷲づかみ?が多いですね。) その場に応じた作法(マナー)ということになりますね。これは、小さい時から経験の積み重ねが大事ですね。
食べる前には手を洗う、おやつ前後は挨拶をする、
食べている時は席を立たない、当たり前のことです
が、大人になってからも、出来ていないことが多い
です。
もっとも私達の子どものころは、おやつは鷲づかみ
で食べる事が多く、マナーも衛生面もあったもので
はなかったですが。
コメントありがとうございます。
私の学生時代も、7月上旬~9月上旬の2カ月間が夏休みだったという記憶があります。もちろん、学外実習がある学年になると、ゆっくり休んではおられないのですが…。
おやつは、ゼリーとフルーツポンチを組み合わせたのはオリジナルのものです。ゼリーは、ミルクゼリー、ぶどうゼリーなど応用自在です。やはり、夏は(ゼリーなど)さっぱりした寄せ物が良いですね。
コメントありがとうございます。
そうですね、私の学生時代も2カ月近い夏休みがありました。(もちろん、学外実習もありましたが…)
近年は、授業を15回確保するために、前期は夏休みが後ろ倒しになり、後期も早めに開始するようになりました。
また、2年生は夏休み中に2週間の学外実習(栄養士免許取得のため)があるため、正味1か月程度の夏休みとなります。
私の大学は7月中旬から8月末が休みで、9月に試験でした。覚えていることを忘れてしまって試験が大変だった記憶があります。
日頃から料理はする方ですが、おやつはあまり作ったことがないですね。すごく楽しそうですので今度チャレンジしてみます!
夏休みの始まりが遅いんですね。私の学生時代は8月9月はまるまる休みだったので、思い切り遊んでいました。
先生の学校の活動は本当に多岐に渡って、多くの方とのつながりを持っていらっしゃるので、いつもブログを拝見していて楽しいです。やはり、地域と繋がって食への関心が高まっていって素敵ですね。