社交辞令の時もあるけれど、少し親しくなると、
「一緒にごはんいきませんか」という話になることありますよね。
とりあえず、ごはんはみんな毎日食べるし、
「おいしいもの嫌い」なんて人いないですから。
そして、運良く一緒に食事をする機会に恵まれると、
以前より少しお互いの距離が近づいた感じになります。
これはとても良いこと、男女の仲にしても、友達の間柄にしても。
私の場合は仕事上、この『ごはんの効果』がとってもありがたやー、なのです。
私の仕事の大半は、撮影用の料理を作ることです。
ひとりで仕事が完成するわけもなく、自分のスタッフをはじめ、
スポンサー、広告会社、カメラマン、デザイナーなど、
みんなでひとつの方向にむかってそれぞれの力を出した結果、
仕事が完結されるのです。
ですから、互いがどんな考えでいるのか、どういうものを作りたいのか、
というコミュニケーションがとてもとても大切になります。
午前中、ぎくしゃくしていた仕事場の雰囲気も、お昼ごはんを一緒にすれば、
なんとなく空気がスムーズに流れたりして・・。
そのために、仕事場で必ず作って、みなさんに召し上がっていただくのが
『温かいスープ』。
時間があれば、スタッフでまかない料理も作りますが、
できあいのお弁当の時も、このスープだけは欠かしません。
これ煮物?というくらいの具だくさんで、特に根菜をはじめとした、
野菜がたっぷり入っています。
とっても仕事に細かく(ゴマの上下を反対にして、というくらい)、
ひとことふたこと多い(口にガムテしたい、と思うくらい)仕事先様の
あの人(フィクションです)も、温かいスープをひとくち口に含むと、
ゆるゆると愛くるしい幸せ顔に。
それだけで、このいい人じゃん、がんばって仕事しなきゃ、と思います。
ごはんは、やっぱりエライのです。

