仕事場にて、いらない資料の片付けと、遅くなった請求書を書きつつ、
黒豆を煮始めました。
昨日の帰りに豆を煮汁に漬けておいたので、今日は火を入れて煮含めるだけ。

ほんのりとした甘さとしょうゆの香ばしさが香る上品な黒豆。
ふっくらぷっくりとしたぶどうのようなお豆、当スタジオのオリジナルレシピです。

ここ数年、実家の母もこのレシピが気に入っているらしく、
里帰りした際にいただく黒豆も私の黒豆とほぼ同じ味。
母が気に入ってくれているのはとてもうれしいのですが、
ほんのり甘い料亭風の豆を煮ながら、
祖母と母が作っていた総菜風の黒豆がとてもなつかしくなりました。

私が子供の頃食べていた黒豆は甘味はほとんどなく、
ごぼうとこんにゃくと、たっぷりのしょうがでしょうゆ辛く煮つけたシワシワの黒豆。

煮汁ごと熱々の白いごはんにかけて食べると、
しょうが風味の汁をごはんが吸って、これが絶品。
お酒を飲んだ後に、よく祖父がお茶漬けにもしていました。

ああ懐かしい、口の中に思い出の味が広がります。

今年は震災を境にいろんなことを考え、感じ、思い馳せる年でした。
また、行動に出られなかった自分をしごく反省しています。

黒豆を炊く、お正月の幸せな匂いに包まれて、
新しい年がより良い年となりますように。

いくつも味見をして、黒豆でお腹いっぱい。
今年も上手に炊けたようです。


黒豆
材料
黒豆   2カップ
      A    熱湯         5カップ
            砂糖        180g
           しょうゆ      大さじ2
           塩             小さじ1
          重曹          小さじ1
さび釘   数本

作り方
1. 黒豆は洗ってAに4〜5時間漬け込みます。
    さび釘はよく洗ってガーゼに包み、一緒に漬けます。
2. 1を火にかけ、沸騰してきたら水を100ml加えます。
    再度沸騰してきたらさらに100mlの水を加え、静かに煮含めます。    












友人からいただいたハーブのせっけんをおろしました。
新しいせっけんで身体を洗うと、
特別なできごとが起こったわけでもないのに、
気分が一新するすがすがしさ。

せっけんの角がまだかくかくしていて、
フレッシュな生真面目さを感じてしまいます。
せっけんに。

そして、ずっと更新てきないでいたブログを
こうして書き換えることができました。

では、久しぶりに本日のレシピをご紹介します。
季節の新じゃかで作ったお菓子です。

お芋のお菓子というと、「スイートポテト」ですよね。さつまいもは英語でスイートポテト、
なぜだか日本では、さつまいものお菓子全般をスイーツポテトといいます。

紹介するレシピは、じゃがいもで作ったので、
もさしく「スイートポテト」。

しっとりとした生地感に、秋らしい素材の滋味を
ほっこりと味わえます。

温かいお茶とご一緒に。

ポテト(小).jpg


「じゃがいものクリームケーキ」

材料・カップケーキ  4個分

じゃがいも      350g

溶き卵        2個分

グラニュー糖     100g

生クリーム      100ml

溶かしバター        30g

薄力粉        30g

ベーキングパウダー  小さじ1/2

ラム酒        小さじ1


作り方

1.じゃがいもは皮をむいて一口大に切り、
中火で10分ゆでます。
2.1をつぶして冷ましておきます。
3.薄力粉とベーキングパウダーを合わせてふるっておきます。
4.1をボウルに入れ、溶き卵・
グラニュー糖を入れて混ぜ合わせ、さらに生クリーム・
溶かしバター加えてよく混ぜ合わせます。
5.4に3を加えてさっくりと混ぜ合わせ、
ケーキカップに入れます。
6.170℃のオーブンで25分焼きます。

 

今年最後のレシピができました。

料理名は、『すし屋さんの甘い厚焼き卵』。

そして、これを新年明けの初仕事として試作してみます。

 

まさしく、

卵焼きに終わって、卵焼きに始まる。

そんな、年の瀬&年明けです。

 

秋頃より、業務用のスチームコンベクションで、

ジューシーな関西風な卵焼きが焼けないものかな、

と試作を重ねています。

 

卵焼きの好みって人それぞれなのですよね。

なんてったって、お弁当の定番おかずゆえ、

卵焼き=おかあさんの味 ですもんね。

ひと家庭にひとつの味。奥が深い。

そして、卵の素材自体も奥が深過ぎ、しっかりやり込められてます。

 

今まで、いろいろにタイプの卵焼きを試しました。

スフレタイプ フレンチのデザートを想像させるふわふわタイプ

だしタイプ  明石焼きと茶碗蒸しの中間のようなやさしい味

厚焼きタイプ 伊達巻きのアレンジ版。おすし屋さんの卵焼き

 

人を惹きつける卵焼き、ってどんなのでしょう。

どのタイプがお好み、または食べてみたいでしょうか。

教えていただるとうれしいです。

 

がらりと変わって、

年末・年始の集まりにおすすめ、あったかシチューをご紹介します。

(パチパチ。自分勝手な解釈ですが、

レシピをみなさん楽しみにしてくれていると思ってます)

とろみをホワイトソースでなく、

すりおろした長芋でつけているので、あっさりとろとろ。

洋風のとろろ汁という感じでごはんにもぴったりなのです。

しかも、栄養満点、暖まります。

年末にたっぷり作りおきもできますので、

おせちにあきたら、ぜひ、皆さんでご一緒に召し上がって下さいませ。

 

 

『とろとろ長芋和風シチュー』 

 

シチュー.png

<作り方・4人分>

 鶏もも肉        1

 玉ねぎ                    1

 生しいたけ          8

 しめじ            100g

 まいたけ                     100g

 長芋                                    300g

 コンソメの素                1

 牛乳                                   300ml

 水                                       200ml

 ピザ用チーズ                     40g

 バター                               30g

 塩                                     小さじ1

 粗びき黒こしょう    少々

 パセリ(みじん切り)  少々

 

<作り方>

   鶏もも肉は一口大に切り、玉ねぎはくし形に切り、しいたけは石づきをとって薄切り、まいたけ、しめじは石づきをとって、小房に分けます。

   長芋はすりおろします。

   鍋にバターを入れて中火にかけ、①の玉ねぎを入れて炒め、透き通ってきたら、鶏もも肉を加えます。

   鶏肉の色が変わったら、①のきのこ類を加え、炒めます。

   水・牛乳・コンソメの素を加え、弱火で煮ます。

   ②を加え、全体を混ぜてとろみをつけます。

   ピザ用チーズを加えて混ぜ、塩で味を調え、最後にこしょうをふり、パセリを散らします。

 

 

では、来年も大切なひととご一緒ごはんできますように。

 

P.S.

所属スタジオのホームページ立ち上がりました。

http://www.miyasaka-studio.co.jp/index.html

 

 


お恥ずかしい話しですが,

夏に着たゆかたを先日クリーニングに出したばかり。

こんな調子なので、やり残したことは数えきれず・・・。

 

うーん、ひとつでも多くのことを年内にやり遂げたい、

ということで、久しぶりに更新致します。

 

来年からは、ウサギのように、

ピンとアンテナを立てて、

おいしいごはんの話を綴りたいと思います。

お時間のあるときは、

ぜひまた、このブログをのぞいて下さいませ。

 

ということで、

冬の「ご一緒ごはん」といえば、やっぱり鍋料理ですよね。

暖まるし、何よりひとつの鍋をつつきあって、

みんなでいただく幸せ、格別です。

 

ご紹介するのは、「トマトラテ鍋」。

トマト鍋に牛乳を加えるだけ。

コクが出て、マイルドな仕上がりになります。

気のせいか、ぽかぽか暖まりますよ。

 

黒いお鍋は、鳴海製陶さんのものです。

スタイリッシュでそのまま食卓に出すのに、ぴったり。

では、「トマトラテ鍋」で、

大好きな方々とあったまって下さいませ。

 

tomato_nabe.jpg 

 

 

『トマトと魚介のラテ鍋』

[材料・4人分]

〈鍋つゆ〉                       

牛乳        500ml

水         1000ml

コンソメの素    2

にんにく(薄切り) 1かけ分

トマト缶      1

塩         小さじ1/2

こしょう      少々

〈具〉

えび        12

いか        1パイ

あさり(砂出ししたもの)300

たら        3切れ

にんじん      1

ブロッコリー    1

エリンギ      2

じゃがいも     2

玉ねぎ       1

キャベツ      4

〈トッピング〉

パルミジャーノ   50

EXオリーブ油   適宜

黒こしょう・チリペッパー  各少々

 

作り方

1.鍋に牛乳以外の鍋つゆの材料を入れて、火にかけます。

2.1の鍋つゆがひと煮立ちしたら、牛乳を入れて弱火にします。

3.えびは殻をむき、いか・たらは食べやすい大きさに切り、あさりは殻をこすってよく洗います。野菜・きのこ類は、食べやすい大きさに切ります。

4.パルミジャーノはすりおろしておきます。

5.2の鍋つゆに3の具を入れます。具に火が通ったら、パルミジャーノと、オリーブ油をふり、ふたをします。

6.ほどよくパルネジャーノが溶けたら、器に盛っていただきます。

7.好みで、黒こしょうやチリペッパーをふります。

 

 

前回お話しした『がごめ昆布の研究』も続行中です。

こちらは、年明けにご報告します。

お久しぶりに書き込みます。
最近、築地魚河岸の跡継ぎである料理家の先生と知り合い、
ネバネバのタレを教えていただきました。

ネバネバもののと言えば、納豆、おくら、山芋ですが、
さすが築地らしく「がごめ昆布」を使って,ネバネバを引き出すんです。

この「がごめのネバネバ」、どこかの画像では見たことあったんですが、
実際、目のあたりにするとスゴイんです。
一晩、お酒につけておくと、何ていったらいいんでしょ、ほぼゼリー状。
これをだししょうゆと割って、タレにするんですね。

ネバネバだと食材とからまず、反発するのかな、と思いきや、
くるりと食材にからみついて、つるりと口の中に。

「がごめ昆布」は、あまりだしが出ないのが弱点なのですが、
逆に、ネバネバを引き出すのに一晩漬けて時間をかけても、
昆布だし風味が過剰にならないんです。

この先生、さすが築地魚河岸の先生、気風が良くて素敵なんですけど、
細かいレシピはこだわらないんです。

ということで、しばらく、「がごめ昆布」を探って、先生秘伝のタレを素に
自分のレシピをつくってみます。
また、ご報告しますね。