きしめん、ひつまぶし、天むす、あんかけスパゲッティ、小倉トースト、
手羽先、そしてみそカツ。
名古屋には、おすすめのご当地グルメがたくさんあります。
特に象徴的なのが、「赤みそ」。
大豆に豆麹を加えて作った豆みそは、独特の風味とコクがあります。
ただ、熟成してくると、えぐみや香りもかなり強くなり、きっと苦手な方もいるかも。
三河育ちのせいか、みそは【手前みそ】で、実家で母と家作りしています。
(ここ数年は、恥ずかしながら手伝いもせず、老体にむちうって作った母のみそを
おすそ分けしてもらっています。)
冬に仕込んだものを少し早いのですが、春のこの時期からいただけます。
名付けて「新味噌」。(勝手につけてます)
味わいも軽くさわやかで、春の【新】の字がついた食材と相性がぴったり。
色も皆さんが思っている「赤みそ」より薄めなのです。
わけぎのぬたや新竹の子の和え物、新じゃがいものお味噌汁・・・。
そして、これからの一番の楽しみが、
新しょうがをたっぷりと刻んで、手前みそと混ぜ合わせた「しょうがみそ」。
新しょうがのフレッシュな香りと「新味噌」の若々しさがいいんです。
ほかになんにも調味料を加えなくても、とてもとても美味。
熱々のごはんのベストパートナーで、お茶漬けもいけます。
このまま冬まで寝かせたみそは、色も濃く、コクも味わいも深くなり、
冬の冷たい身体を温めてくれる「豚汁」や「牡蠣鍋」、
名古屋名物の「味噌煮込みうどん」にぴったりの味わいに変化します。
うーん、すごい。
私のこじつけなのかもしれませんが、季節の食材に合わせて、
熟成していくなんて、エライぞ、味噌。

