下町シリーズです。森下駅近くの「みの家」さん。

「馬豚鍋」という看板と歴史ありそうな外観に誘われ、中へ。

靴を預け、大きな木製の番号札をもらって、籐敷きの座敷にあがります。

創業明治30年、近くの木場の職人さんたちにスタミナ食をふるまうために

桜鍋をはじめたそうです。今の店構えは東京大空襲後に建てられたものだそうで、

趣きある雰囲気が感じられます。

早速、名物「桜鍋」をいただきます。高たんぱく、低脂肪の馬肉が鉄鍋に並べられ、

割り下と味噌~。それも赤味噌! 赤味噌会会長としては、東京での赤味噌との

出会いには、いつも心震えるのです~。

割り下が煮えてきたら、赤味噌を溶かし、千住ねぎ、しらたき、特製のお麩を投入。

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すき焼き風に生卵をつけて食べます。甘い味噌仕立てで愛知県人好み。

以前ご紹介したしゃも鍋のかど家さんよりも甘めです。

赤味噌ファンの皆様、ぜひお試しください。

鍋の〆は、残った卵を鍋に入れ、固まったところを熱々のご飯にかけていただきます。

これがまた美味~。 やみつきになりそうです。

  

ワシントン条約会議でクロマグロの禁輸提案を欧州が支持し、

マグロが食卓から消える!?とメディアも注目しました。

ふたを開けてみると、禁輸提案は大差で否決され、ほっと一安心した方も

多いことでしょう。そんな気分の中、マグロの水揚げも多い銚子へ。

地元の魚が食べられるという「鮪蔵」さんにお邪魔しました。

まぐろ盛りと板長のおまかせ盛りをいただきます。 

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クジラを除けば、水産資源の国際会議の結論がこれほど注目された時は

なかったと思いますので、資源の持続的な利用を考えるいい機会と感じました。

私たち日本人はクロマグロの最大の消費国。中国に買い負ける、

と自らの欲望だけを最大化するのではなく、責任ある立場として、魚食文化の国として、

人間と自然が共生できる消費のあり方を考え、行動を始めるべき時と思います。

乱獲や違法操業による水産資源の減少傾向はマグロだけでなく、

他の魚種でもみられるところです。限りある資源を未来の子どもたちも享受できるよう、

現代に生きる私たちが考え、改めなければなりません。

最近、持続可能な漁法で獲った魚につけられるMSCというラベルがあります。

欧州ではこのラベルのついた魚がスーパーで売られたり、レストランのメニューに表示されたり

しているそうで、消費者は多少高くてもMSCラベルのついたものを選ぶとか。

日本でもイオンなどでMSC認証製品の取り扱いが始まっています。

また、マリン・エコラベル・ジャパンという日本独自の水産資源と海にやさしい漁法を

応援する制度も始まっています。

 

折しも今年2010年は「国連生物多様性年」。人間は多様な生物が共生する

生態系から多くのサービスを受け取っています。この生態系が持続していくために

私たちができること、まずは、食べることから考えてみたいものですね。

土地の味に続きましては、季節の味をご紹介します。

最近、日本でも北海道などで作付が始まっていますが、

ホワイトアスパラガスはヨーロッパの春の味です。

東京・神田のベルギー料理「Champ de soleil」さんでホワイトアスパラガスディナーを

いただきました。

ベルギーで修業した原田シェフのお料理はどれも舌も目も楽しませてくれます。

アミューズに続い、冷製アスパラのラヴィゴットソース。

サラダ風でさわやかな一皿です。

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次は、温製アスパラのムースリーヌソース。ほどよくゆでられたアスパラと

軽いクリームソースがよく合います。ホタテのソテーとともに。

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メインは、雛鳥のゲント風ワーテルゾイ。クリーム煮という感じ。もちろんホワイトアスパラも添えて。

セロリ、にんじん、ねぎなどの千切りがともに煮込まれ、さっぱりといただけます。

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デザートもホワイトアスパラのアイスにベルギーワッフル。

最近お野菜のデザートが流行ですが、ホワイトアスパラ初体験でした。

バニラの中に後味がアスパラ~。

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ホワイトアスパラは光を当てずに土の中などで育てるので白くなります。

グリーンアスパラは露地で。最近は紫のアスパラも栽培されているんですよ。

缶詰ではよくみかけますが、生のホワイトアスパラは、春の風物詩として

また違った新鮮な味がします。筍と並んでホワイトアスパラは最近の私の春の味です。

長らく更新せずすいません。忙しさにかまけて、ブログでご紹介できない乱れた(?)

食生活を送っておりました。いかん、いかん。

今日は、東京で食べられる故郷の味を紹介します。

愛知生まれの私は赤味噌文化圏で育ったため、東京で出会った東海3県関係者、

赤味噌好きな友人たちと「赤味噌会」なるものを冬に催しております。

その「赤味噌会」の場所は両国にある「五代目 かど家」さん。

 

創業文久2年(いつだ?)という超老舗で、初代「弥八」さんが尾張の国から

江戸に上り、両国橋のたもと、緑町の角で「角弥」を創業したのがはじまりだそうです。

江戸末期より百数十年間続く、秘伝の味を毎年楽しみにしています。

新鮮な若い軍鶏のお肉、砂肝、レバー、皮をネギ、焼き豆腐、白滝とともに

赤味噌で煮込んでいただきます。

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まずは鉄鍋に出汁と丹念に練り上げられた秘伝の赤味噌を入れます

(おかみさんがやってくださいますので、味噌鍋初心者でも大丈夫!)

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ぐつぐつしてきたら、まず肉類から、次に野菜を一気に投入します。

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全体に赤味噌まみれになったら(笑)、すきやきのように卵をつけて、いただきます。

〆は残りの赤味噌出汁をたっぷりごはんにかけます。何度食べてもおいしいの。

さすがは江戸時代から続く味ですね。やはり長く続くものには理由があるのでしょう。

赤味噌好きな方にはたまらない逸品だと思いますので、ぜひお試しくださーい。

みなさんの故郷の味はどんなですか?

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