もう10月も半ばを過ぎたというのに・・・今日は25℃以上の気温。どうなってしまったのでしょう?
久しぶりの休暇の昨日は、一日中ハリーポッターの映画を見続け、かえって疲れてしまいました。
ここ1、2カ月は、病院の機能評価受審のための書類作りに追われ、かえりはいつも11時過ぎ。
昨日、今日とゆっくり寝て、自分のために時間を使うことができ(WOW WOWを見て食事を作って掃除と洗濯しただけですが・・・
)、明日からまたがんばるぞ~と思っています。お休みって大切ですね。
小児関連の学会で盛岡に行ってきました。当院の若い管理栄養士さんと早起きして、地元の朝市に行ってきました。
大きな大きなシイタケと黒い実は山ブドウです、そして山栗のゆでたもの。荷物になると思いつつ、買って帰りました。山ブドウは皮ごとジャムにして、シイタケは丸ごと焼いて!山栗は小粒ですが味がとても濃厚でした。「秋」ですね!
糖尿病の血糖コントロールの食事はここ数年でかわってきていますね。エネルギーを糖質中心にとっていた昔の食事と、ハンバーグや焼肉といった脂肪とタンパク質の摂取量が増えた最近の食事の変化も大きな要因と思いますが、何よりも食事療法に臨床的な根拠が生まれてきたことが、大きな要因でしょう。
今日は、具体的な食事の取り方について、カーボカウントやGIの考え方を交えてにお話したいと思います。
2)-② 血糖値を上昇させないための食事の工夫
糖質が血糖をおもに上昇させる栄養素であることは、前回のプログでお話しました。
ぶとう糖の鎖が長いでんぷん(多糖類)を含むご飯やパンと、ブドウ糖と果糖が2つだけつながった(2糖類)の砂糖では、血糖へ与える影響が異なる!
糖尿病の患者さんは、インスリンの分泌不全もしくは作用不全から、ブドウ糖(糖質)を摂取すると血糖値が上昇するわけですから、いつもある程度一定量の糖質を摂取して、自分の血糖上昇の状況を判断することが実は最も重要です。そのためには自分の血糖値の動きを知ることが重要です。その中で、糖質10g(1g)摂取するとどのくらい血糖値が上昇するか、知ってゆくことがカーボカウントの基本となります。
血糖値の測定が望ましいのですが、それはちょっと・・・という場合は
糖質摂取量をできるだけ少量ずつ頻回にすることをお勧めします。ご飯約30gは糖質10gを含んでいます。コンビニのおにぎりひとつはご飯約120gですから、糖質は40g含むことになります。一食あたりの糖質摂取量としては過不足がない量です。糖質10gで血糖値は10~30mg/dl程度を上昇させるので、インスリンが分泌が十分でないと、血糖値はおにぎりひとつで食べる前に比べて40~120mg/dl上昇させることになります。おにぎりひとつで血糖値が上昇してしまう人は、2時間ごとにおにぎり半分ずつ食べるという方法です。急激な上昇は少なくとも抑えられます。もちろん、おにぎりのほかにおかずとして、「卵ひとつ程度のタンパク質と野菜を150g程度」食べることが必要です。でも現実として、食事量を半分ずつ6回に分けて食事するのは・・・難しく現実的ではないですよね。
そこで、一緒に摂取するものを工夫して血糖値の上昇をゆっくりさせましょう。
GIという考え方があることを御存じの方も多いようですね!GIは時間の経過とともに血糖値が上昇する数値をグラフ化してそのグラフで描かれる面積が広いものをGIが高い、面積が低いものをGIが低いと分類する方法です。砂糖は実はGIがご飯やパンに比べて高くありません。面積で比較しているので、摂取後急激に上昇させるけれど、そのあと急激に降下するので、ご飯やパンに比べてGIが低いのですね。
下図の下の線が砂糖では15分後に200mg/dl以上を超え、30分後には100mg/dlまで低下すると考えてください。
GIのみで異なる食品を洗濯して、血糖値をコントロールしようとするのはRiskyです。(「砂糖はGIが低いからご飯より血糖値を上昇させない」わけではありません。)
しかし、同じ、ご飯でも酢飯やチャーハン、麦飯は白飯に比べてGIが低くなります。これは、「酸」「脂肪」「タンパク質」「食物繊維」の影響のためです。
同じような食品であれば、できるだけGIが低い食品を選んだり、GIを低くする食べ方をすることをお勧めします。GIを低くすることは、上記の「卵ひとつと野菜を一緒に」につながってゆきます。
具体的には
朝食 食パン8枚切①+バター5g(ジャムではありません)
野菜サラダ100g ヨーグルト100(又は牛乳150ml)
昼食 えび天そば(かき揚げ×) できればお浸しなど湯で野菜 生の果物(野菜ジュース×)
15時 クッキー2枚
19時 ご飯100g 肉や魚のおかず 野菜200g
これで1400~1600kcal位でしょうか 糖質量は約140gです。
⋆朝ご飯であれば、パンに比べてタンパク質が少ないので、卵や納豆を1品プラスしてください
⋆昼のかき揚げ×の理由は小麦粉をたくさん使用しているからです。小麦粉は糖質です。同じようにフライも注意が必要です。糖尿病の方は、コロッケひとつよりはとんかつ半分のほうが血糖を上昇させにくいはずです。とんかつはもちろんひれ肉のほうが、エネルギーも抑えられ、糖質代謝に必要なビタミンも摂取も可能です!
⋆野菜ジュースはトマトやニンジンがベースのものが多く、最近は果物が混ざったものも多いようです。野菜を食べているつもりで、とても吸収が早い状態で野菜に含まれる糖質を一気にとってしまうことになることもあります。生の果物は一緒に繊維もとることになるので、ジュースよりは血糖上昇降下が低いと考えてられます。量はリンゴであれば小さいもの半分くらいが目安量です。
⋆就寝前3時間(この3時間については目安の時間と考えてください)以降は、食べ物を原則として摂取しない。ただしインスリンを注射している方で、早朝血糖が低い方は、牛乳150mlやチーズ20g程度の摂取をむしろお勧めします。
ちょっと長くなってしまいました。血糖コントロールは本当に個別の評価によって食べ方や、食品の摂取の仕方が異なります。もちろん!体重が多いか少ないかは重要です。
まとめますと
①糖質の摂取量は 毎食ほぼ一定量にする。そしてその量を糖質量として把握しておく
②同じ食品であれば、GIが低くなるような食べ方を工夫する
ということでしょうか ご自愛ください




」とメールが来てあわてて書いています!

